スマホやタブレットをFA装置のタッチパネルとして活用できるiOSアプリ「irBoard」
有限会社伊藤ソフトデザイン(所在地:秋田県大仙市太田町三本扇字篠沢45-2、代表取締役:伊藤勝良)が開発・提供する「irBoard」は、iPhoneやiPadとPLCを接続し、PLC内のデバイスのモニターや操作ができるようになるiOSアプリ。三菱、キーエンス、オムロン、横河電機のPLCに対応し、日本のIoT推進団体であるロボット革命イニシアティブ協議会が発表した「中堅・中小製造業向けIoTツール」にも選ばれている。
同社によると
irBoardは1台のiPadで複数台のFA機器と切替えながら接続できます。ネットワークで繋がっていれば、現場に足を運ばなくてもその場で状況を確認でき、時間短縮を実現します。同時にWebカメラもモニターできるため、目で確認しながら作業する事も可能です。
装置本体のタッチパネルは必要最低限の機能に絞り、メンテナンス画面をirBoardに任せる事で、本体のタッチパネルの小型化が実現でき経費削減につながります。
小型装置であれば本体にタッチパネルはもう必要ないかもしれません。
とのこと
特長は、
・PLCと接続してデバイスの値のモニターや変更が可能
・iPadのカメラを利用してバーコードやQRコードから値を入力できる
・iPadを用いているため携帯性に優れる
・離れた場所から装置の状態を確認
・変更を伴う操作ができるiPadを1台に制限可能
・iPad 1台で複数の装置と(切替えながら)接続OK
・PLCとはEthernet(Wi-Fi)接続で通信
・三菱電機(MELSEC iQ-R、iQ-Fに対応)、キーエンス、オムロン、横河電機製のEthernet接続が可能なPLCに対応
・iPad本体のみでページの作画が可能
・iBeaconを発するBluetoothデバイスを用いて利用エリアを制限できる
・iPadらしい操作でページ移動が可能
ちなみに、
・より簡易的なタッチパネルとして使える「irPanel」
・I/O チェックを一人で行える「ioTouch2」
も提供している。
参考:伊藤ソフトデザイン
参考:スマホやタブレッをFA装置のタッチパネルとして活用できるiOSアプリ「irBoard」