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【PART1】アドバンテックの巨大イベント『Advantech IoT Co-Creation Summit』を見学に中国蘇州に行ってきた話

Advantec IoT Co-Creation Summit フォトレポート【PART1】

こんにちは、IoTナビの山本です!
アドバンテックのプライベートイベント『Advantec IoT Co-Creation Summit』を取材してきました!今回より数回に分けて、その様子をフォトレポートでご紹介します!


きっかけは今から一ヶ月前の10月、上司が私に一言。

上司 「11月の頭にアドバンテックが主催するIoTのイベントが中国であるから、行って取材してきてくれない?」

山本 「えっ!突然ですね。中国行ったことないので一緒に行きましょうよ。」

上司 「うん。じゃあスケジュール空けといて。」

実際に、行ってきた。

Advantech IoT Co-Creation Summitとは

Advantech IoT Co-Creation Summitとは、アドバンテックの持つIoTプラットフォームである「WISE-PaaS」を中心とした、戦略説明会及びパートナー企業向けのカンファレンスのこと。アドバンテックの各事業部や、Microsoft(マイクロソフト)、Bosch(ボッシュ)を始めとする大手パートナー企業が、アドバンテックの技術を利用したIoTソリューションを具体的な事例を交えて紹介するプライベートイベントである。今回、2018年11月1日・2日の2日間にわたって中国蘇州市の蘇州国際博覧センターで開催された。今回、同社の厚意により、アペルザもメディアの一社として招待された。

「WISE-PaaS」とは
「WISE-PaaS」(ワイズパース)とは、アドバンテックが展開する産業用のIoT PaaS※プラットフォームだ。産業用PCなどエッジ側に強い同社の製品をベースとして、様々なパートナーが提供・開発するクラウドプラットフォーム及びクラウド上のアプリケーションを一元的に顧客に提供できる。同社のエッジに強い商品群と各業界の知見を持つベンダーがパートナーシップを組むことで製造業だけでなく、物流や交通、医療、小売など幅広い産業にサービス提供しているのが特徴である。今回のイベントではアドバンテックの成長戦略だけでなく、大手パートナー企業との製品事例などが語られた。
※PaaS – プラットフォーム・アズ・ア・サービス(Platform-as-a-Service)。ソフトウェアを構築および稼動させるための土台となるプラットフォームを、インターネット経由のサービスとして提供すること。

上海虹橋空港から、会場へ。

会場は上海虹橋空港からシャトルバスで1時間半ほどの場所。
バスに揺られ、渋滞で停車することを繰り返し、ようやく到着。

いかにも「展示会開催しています!」という感じがする外観。
改めてアドバンテックの気合いと意気込みを感じた山本でした。

入場は『QRコード』を利用する。
参加者のもとには、アドバンテックから事前に専用サイトへの招待が届く。参加者はサミット当日までに、専用サイトから登録を行い、入場用のQRコードを発行する。当日はその発行されたQRコードを利用して会場へ入場する形式だ。

初日ということもあり、受付は参加者で大混雑である。
中国だけでなく、欧州や北米からも多くの人が参加していることが分かる。

会場内に置かれたパートナー企業の一覧。
ダイヤモンドスポンサーとしてインテルやマイクロソフトも並ぶ。彼らは会期中に個別のセッションも用意されており、特に力を入れているパートナーの様子だ。

いざ、イベント会場へ!

蘇州国際博覧センターの全体はこんな感じ。

今回のイベントは蘇州国際博覧センターのA、B、C棟で行われており、主要な各セッションはA棟、大人数向けの大きなセッションはB棟で行われた。C棟は食事会場となる。非常に広いことがよく分かる。

イベントスケジュール1日目

イベントスケジュール2日目

イベントスケジュールも非常に充実している。

アドバンテックの各セクター、テーマごとにパートナー企業や自社のソリューション導入事例を紹介するセッション、ワークショップなどが設けられている。これらが2日間にわたってそれぞれ開催されており、1つのテーマで複数の企業がプレゼンテーションをおこなう。来場者はお目当てのセッションごとに決まった時間・場所へ出席する形だ。

さらに、セッションは中国語セッションと英語セッションで分かれており、英語セッションだけでもその数は2日間で150回以上。

すごすぎる…!

サミットが始まった。

Advantec IoT Co-Creation Summitは、パートナー企業向けのプライベートイベントという位置づけではあるが、その規模や参加するパートナーの顔ぶれや数からしても、IoTの最新トレンドを牽引するイベントのひとつで間違いなさそうだ。

1日目の午前は、セクターフォーラムとブースショーケース(いわゆる展示会)を見学した。
ブースショーケースは2日間にわたって展示されており、常にアドバンテックの担当社員が立っているので来場者はアドバンテックの各種製品やソリューション事例、実際の製品を閲覧・質問することが可能となっている。

そして午後は、Grand Keynoteという基調講演に出席してきた。これは、アドバンテックCEOのKC Liu氏と、主要パートナーによるアドバンテックの今後の戦略や事例についてのプレゼンテーションだ。

次回【PART2】では、このブースショーケースの様子や、Grand Keynoteの講演内容などを詳しく紹介します!
PART2はこちらから

P.S. 初日の夜に山本が食べた蘇州グルメ
カエルの足を使った火鍋、辛くておいしかったなぁ。

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