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THKとドコモ、シスコ、CTC LMガイドの状態監視サービス開始

THKとNTTドコモ、シスコシステムズ、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は12月18日から、THKの直動製品「LMガイド」の状態監視を通じて異常や故障を早期発見し、装置の保全業務を効率化につなげる製造業向けIoTサービス「OMNIedge(オムニエッジ)」の正式受注を開始した。

同サービスは、LMガイドに取り付けたセンサから取得したデータを、シスコのエッジコンピューティングルータ、NTTドコモのLTE回線を通じてTHKのクラウドにアップし、状態を数値化して解析して予兆検知ができるサービス。WEB上でのモニタリングに加え、しきい値を超えた場合は発報も可能。装置の状態を数値化することで作業員のスキル問わず誰でも確認判断が可能になり、時間管理から状態管理に移行することで、LMガイドの交換時期や予備在庫の適正化ができるようになる。

月額8000円~のサブスクリプション型の料金体系で、センサやアンプ、ルーター、SIMカードといった必要なツールをすべて揃えて提供。LMガイドの破損や潤滑状況の見える化、傾向管理モニタ、しきい値設定、アラートメールの発報機能を利用できる。既存設備のLMガイドに取り付けるだけで簡単に状態監視を始められるのに加え、初期投資費用も抑えてスタートできる。

またボールねじへの対応も予定しており、無償トライアル50社の募集を開始。

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