オプテックス・エフエーは、食品業界向けの印字検査用画像センサ「GVS-OCR」を10月21日に発売した。
現在、食品業界では賞味期限表示を「年月」までに簡略化する動きや、トレーサビリティ対策として日付や時刻、ライン番号などの製造番号を暗号化して印字するケースが増えている。
新製品は、食品包装上に印字された消費期限やロット番号、製造固有記号などを、包装機械や製造ライン上で検査できる文字認識カメラ。暗号化された製造情報も、内部のカレンダ機能と連動して印字検査を行うことができる。
Ethernet通信機能の搭載により上位クライアントへ検査画像を送信でき、情報の一元管理にも対応。また、印字検査用画像センサにおいて業界初となるWebサーバ機能の搭載により、Webブラウザ上でパソコンやタブレットでの設定操作が可能。
印字を簡単に登録できる3ステップティーチングや、ピント調整が不要のフォーカス調整機能などを搭載。また、バーコードリーダとの連携で品種を切り替え、品種に応じた設定で印字検査ができるバーコードリンク機能も備えている。
撮影距離・視野別に標準タイプと広角タイプを用意。オプションで専用モニタも同時に発売した。
出典:オプテックス・エフエー「食品業界のトレーサビリティやネットワーク化に対応した印字検査用画像センサ『GVS-OCR』を発売」