クラウドでスマート監査、報告書作成が簡単、情報の保存や共有に
製造業向けIT/IoTソリューションを展開するシナプスイノベーション(大阪市北区)は、NTTドコモの技術協力のもと、コロナ禍における工場入場制限や、監査における報告書作成の迅速化を目的に、監査支援ツール「UMリモート監査」を11月5日から受付開始した。
月間費用は99,500円〜(税別、別途初期費用が必要)。
UMリモート監査とは
「UMリモート監査」は、工場・現場の監査を支援するクラウドアプリケーション。映像を使ったリモート監査で出張経費を削減、監査スケジュール管理や履歴管理、報告書の自動作成も可能。また、クレームなど緊急に対処すべき事案の情報共有の迅速化、教育などにも活用できる。
「UMリモート監査」を提供の際、工場・現場内でネットワーク通信ができないユーザーに対しては、ドコモがネットワーク構築の支援を行う。「UMリモート監査」は4G(LTE)ネットワークでも利用可能だが、5Gの高速・大容量なネットワークを利用することで、より高画質・高品質なリモート監査が可能となる。
なお、ドコモにおいても「5G」に対応したパートナーソリューションとして、同日から受け付けを開始、11月中旬から販売を開始する予定。
UMリモート監査の特徴
● 自社独自の監査項目をシステムに登録して使用でき、チェックリストを簡単に作成することが可能
● クラウドアプリケーションのため、PC・スマートフォン・タブレットへのインストールが不要
● 作成したチェックリストを元に音声・チャット機能を使って監査を行うことができる。監査先企業は指定されたURLに任意のスマートフォンやタブレットでアクセスし、チャットや音声での指示に沿って工場・現場を撮影
● チェックリストに記載したコメントを自動で報告書として出力。報告書はExcelで出力が可能
● クレームなど緊急に対処すべき事案の情報共有の迅速化、教育などにも活用することができる