デンソーウェーブ 高機能で低価格、データ統合コントローラー新機種登場

デンソーウェーブは、データ統合コントローラーの新機種「IoT Data Server Edge-AT」を3月19日から発売する。価格はオープン。

新製品は、従来のラインアップの中で最も高スペックなPremium-Dと同等レベルの高機能製品でありながら、スタンダードモデルのBasic-Dと同価格帯の低価格を両立。筐体の冷却機能や基本ソフトを細部まで調整・検証し、Premium-Dと比べて4分の1以下のサイズで、質量は約3分の1というコンパクトな筐体を実現。制御盤の中など、スペースが限られる場所への設置も可能となる。

特に使用頻度が高いインターフェースを厳選し1面に集約しており、物理的な配線やメンテナンスを行いやすいデザインとなっている。

また、上位システムや設備機器との連携機能や、収集したデータをプログラムレスで可視化するダッシュボード機能を搭載。ダッシュボード画面の編集・閲覧はWebブラウザーで行える。セキュリティ面は、ホワイトリストや暗号化通信で、OT側の機器を外部攻撃から防ぎ、IoT Data Serverと接続された機器の監視が可能。

IoT Data Server Edge-AT

出典:デンソーウェーブ「高機能と小型化を両立した新型データ統合コントローラ『IoT Data Server Edge-AT』をリリース」