THKは、製造業向けIoTサービス「OMNIedge(オムニエッジ)」のサービス範囲拡充の一環として、2月3日からグローバルSIMの対応を開始した。
オムニエッジは、通信網を使って機械要素部品の状態を数値化し、予兆検知を実現するシステム。第一弾としてLMガイド向けサービス、第二弾はボールねじへの対応、第三弾は現在、回転部品の無償トライアルを実施している。
海外にも工場を構える企業が多い中、コロナ禍で実際に海外へ出向いての現場確認が困難なことから、日本にいながら海外工場をモニタリングして設備保全が可能となるグローバルSIMの対応を開始した。
国内工場と海外工場を同一画面でモニタリングし、装置の状態を比較することも可能。現地でのモニタリングも想定し、アプリは日本語、英語、中国語にも対応する。
価格は、海外各国にて1装置月額1万円(センサ等の機器貸与費、通信費、アプリケーショ使用料など込み)。
米国、タイ、インドネシア、中国の4カ国からスタートし、範囲を拡大していく予定。
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