SMKは、低価格・低消費電力・長距離伝送が特徴のIoT向け無線通信規格・Sigfoxネットワークを用いた、オールインワン型のデータ送信ユニット「Sigfox汎用トランスミッター」を開発した。
同社は、Sigfoxサービス開始当初から各種通信モジュールを販売しており、ユーザーからの「実証実験をすぐに開始したい」という要望に応えるため、今回、環境センサ(温湿度・気圧センサ、加速度センサ)を標準搭載したSigfox送信ユニットを開発。一から開発する手間を省き、手軽なIoT化が可能になっている。
各種センサを接続できる内部インターフェースを装備し、センサの変更や追加、外付けセンサの接続も可能。電池駆動専用の密閉タイプと、電池駆動および外部給電駆動に対応する外部インターフェース付きタイプを用意。また、Sigfox以外の920MHz帯やBluetoothの通信機能の追加にも対応可能。
各種メーターの遠隔検針、設備機器の状態監視・管理、物流、各種設備の温度管理などに適している。