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IoTナビとは?

世界は目まぐるしいスピードで変化し、日本の製造業、産業界を取り巻く環境は大きく変わっています。特に産業向けに特化したIoTやデータ活用は、この数年間は産業界のトレンドの中心にあり続け、世界でさまざまな取り組みが行われています。

日本でもこうした産業向けIoTに関する多くの製品やサービスが販売され、IoTに取り組む企業が増え、IoTへの関心は高くなっています。特に工場や製造現場、建設現場、インフラの保守メンテナンスといった産業の現場では、労働力不足や施設の老朽化など課題に直面しており、IoTでそれらの課題が解決できないかと関心を寄せる企業が増えています。

しかしながら、意欲は高くても、IoTを導入し実行に移している企業や現場はまだごく一部。情報収集にとどまっているのが現状です。

いま、日本の製造業、産業に必要なのは、

IoTの情報収集ではなく、IoTを実際に試すこと

です

産業向けIoTの情報量では世界トップクラスの日本

日本は産業向けIoTに関する情報の流通量で見れば、世界ナンバーワンと言っていいかもしれません

一年を通じて東京ビッグサイトなどで開かれている展示会では、IoTを冠した製品を見かけないものはありません。M2M・IoT展などIoTにフォーカスした展示会はもちろん、CEATEC、JIMTOF、SEMICON、FOOMA、ジャパンパックといった特定分野の専門展でも、IoT特別コーナーを設けたり、各企業がさまざまなIoT製品やサービスを多く出品しています。私たちは展示会に行って話を聞けば、それだけで産業IoTの情報を多く仕入れることができます。

また、弊社も含めてIoTを取り上げるWEBサイト、新聞や雑誌等のメディアが数多く存在しています。毎日多くの情報が発信されています。

一方、海外を見ると、例えばドイツのハノーバー・メッセ、中国・上海の中国国際工業博覧会のような展示会に行っても、一部の大手企業やデジタル関連の企業以外では、産業IoTに関する製品や技術の展示はほとんど見られません。展示ブースのパネルにもカタログにも載っていません。

その意味では、日本は産業向けIoTの情報を仕入れるにはとても良い環境にあります。

IoTの長い旅路は始まったばかり

日本の技術者は世界の誰よりも産業向けIoTを調べ、詳しく知っています。その効果も課題も、酸いも甘いも「知識」として理解しています。

しかし唯一足りないのが「経験」です。

実際にIoTを自社、自らの現場に導入し、その結果を評価して規模を拡大または方向修正していく。多くの日本企業は、産業向けIoTのスタート地点に立つことができていません。

IoTを導入したい、使ってみたい
IoTの効果は見て聞いて知っている
どのあたりに導入すればいいかもわかっている
自社の未来に対して必要な投資だと理解している
でも
予算がない、どうやって始めればいいか分からない
という企業が多く存在します

産業IoTが世界的なトレンドになるきっかけをつくったドイツのインダストリー4.0は、それが実現する時期はだいたい2030年ころと想定しています。12年も先の話であり、今はまだその序盤戦が始まったばかりに過ぎません

IoTの基本はスモールスタート・スモールステップ

だから現段階で理想形や完成した姿になる必要はありません。もしかしたら数年先にはそれも変わっているかもしれないのです

2030年までは、
理想の姿を思い描きながら試行錯誤する
トライアンドエラーを繰り返して失敗要素を削ぎ落としていく
それでいいのです

そのためにも今必要なのは、大がかりなシステム改修ではありません。小さくはじめて小さな成功を得ることと、それを繰り返すこと。スモールスタート・スモールステップです。

IoT情報を知り、IoT製品・サービスが買えるWEBサイト

IoTナビは、製造業や建設業、インフラ、ITなど現場を持つあらゆる産業とそこで働く人々に向け、現場へのIoT導入と、IoTを活用した課題解決に向けたヒントを提案し産業IoTの活用を目指す人を応援する専門サイトです。

ただし、IoTナビは単なるIoTニュースメディアではありません。読者の方が、産業IoT製品やパッケージ化されたソリューションを実際に買うことができるメディアです。

これは、WEB技術を通じて技術者の製品選定や企業の販促、購買に関わる支援を行ってきたアペルザと、40年以上も現場の効率化や生産性向上に向けた情報を発信してきたオートメーション新聞だからこそできる一貫した情報提供とサービスです。

産業IoTの理想形が実現するまでにはまだ十分な時間があります

失敗と成功を繰り返し、自社に最適な産業IoTへと磨き上げる

これが必要です

IoTナビは日本の製造業、産業に携わる皆さまのIoTへのチャレンジ、第4次産業革命への挑戦を心から応援します

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