IoTを活用した生産現場での予知保全は「稼働状況の見える化」が重要ですが、
旧型の生産設備や通信機能を持たない加工機など、データの見える化ができない設備でお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそういった通信機能を持たない設備でも簡単に稼働状況を把握することの出来るイチオシIoT機器を紹介します。
設備の稼働状況を見える化する「信号横取りセンサ(ICS-SET01)
クランプ式で信号を横取り、既存設備の改造の必要無し
- 積層信号灯、動作確認ランプなどの信号線を被膜の外からクランプするだけで信号取得が可能です。
- 既存の配線をし直したり切断することなく信号伝達できるため、設備が稼働中の設置も可能です。PLCやリモートI/Oなど接続先も自由に選べます。
優れた汎用性と適用範囲
- センサ単体では検知した電流値(汎用タイプ:0~30mA)に比例し、1-4V のアナログ電圧を出力、接点変換インターフェイスと組み合わせる事で、オープンコレクタ(ON/OFF 信号)での出力も可能です(閾値はトリマで簡単設定)。
- 「稼働監視パッケージ」以外にも、PLCへの入力など入力機器は選ばず、高い汎用性を確保しています。
高い精度と信頼性を両立
- 一般的なCTセンサの感覚で使えながら、微弱なDC信号を確実に検出。
- 発電所、鉄道などでも活用されている技術をFA向けに転用し、ノイズ対策などを徹底的に行い、高い精度と信頼性を両立しました。
商品説明
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- 横取りセンサ(ICS-SET01)はスマートファクトリー化の第一歩として、設備の稼働状況を可視化に使えるセンサです。旧型の設備、特に加工機、成型機、プレス機、NC装置などの通信機能を持たない設備の信号を容易に外部出力できます。
- クランプ式で、配線部を被覆の外から挟み込むだけで使用できるため、既存設備の改造無しで稼働中にも設備停止することなくデータ収集を実現できます。
- 仕組みとしては、製造設備の運転中ランプや起動スイッチなどの信号線からI/O信号を横取りしてくるイメージです。
- センサからの出力データは汎用的なオープンコレクタ出力のため、PLCに入力したり、株式会社FAプロダクツ提供の「稼働監視パッケージ」と組み合わせたりするなど、さまざまなかたちで活用可能です。
商品写真
従来は大幅な改造が必要だったり、保証や配線改造リスクの問題から、データを取得したくてもあきらめないといけなかった所で活躍しています。
動作異常の検知や、ロスや稼働のバラツキからカイゼンの優先順位付を通して全体的な生産向上に繋げることが可能です。
この機会に一度検討されてはいかがでしょうか。