コンテック(大阪市西淀川区)は、ホワイトリスト型セキュリティ対策ソフトを標準搭載した、IoTエッジコンピューティング向け組み込み用PC「CONPROSYS(コンプロシス)CPS-BXC200」を11月13日から販売開始した。
新製品は、低消費電力プラットフォームのIntel Atom E3950(Apollo Lake)プロセッサを搭載し、ブートデバイスにM・2カードを採用した完全ファンレスのボックスコンピュータ。同社の産業IoT総合ブランド「CONPROSYS」シリーズ スタックタイプ用のI/Oモジュールを接続すれば、デジタル入出力など機能拡張ができる。DINレールへの取り付けも可能。
3つのGigabitLANポートを搭載しており、工場内のフィールドバス、コントローラ間、上位情報系ネットワークなど異なるネットワーク階層を相互接続するIoTエッジコンピューティングの用途に適している。
また、CPUファンをなくし、ストレージにSSDを採用した完全スピンドルレス設計のため、ホコリや異物が侵入する心配がなく、経年劣化する部品の使用を抑え、保守点検業務の負担を軽減する。