ベライゾンは2月18日、米国本社から国際法務および規制に関する最高責任者であるトーマス・M・デイリー氏が来日し、次世代無線通信の5Gについて、低遅延で超高速伝送ができ、大量のIoT機器が接続できることから、産業向けにも非常に有効であることを強調した。
5Gはアメリカではサクラメント、ロサンゼルス、ヒューストン、インディアナポリスといった都市に導入されており、ロードマップ上では19・20年にはコンシューマ・ビジネス向けサービスがスタートするとしている。5Gはこれまでの通信とは異なる8つの特長があり、産業向けでも貢献するはずだとしている。
8つの特長は、スピード、低遅延、高スループット、モビリティ、コネクテッドデバイス&IoT、信頼性、省電力、サービス開発。製造業向けには材料・在庫管理やAR、稼働監視、予知保全、品質・安全管理をはじめ、ロボット制御、生産自動化などにも有効だと話した。