高度な検索機能を駆使
アルファTKG(東京都中央区)は、クラウド技術と人工知能技術を駆使した図面やドキュメント管理の最先端クラウドソフト「alfaDOCK(アルファドッグ)シリーズⅡ」の販売を開始する。価格は基本プラットフォームで298万円。
alfaDOCKは、製造業が有している製品図面やCAD/CAM、生産管理情報などの貴重な情報資源をクラウド上で一元管理できる後付け型の拡張性高いIoTシステムで、工場情報の見える化やペーパーレス化が自動的、かつ簡単に実現、活用できるもの。
alfaDOCKの基本機能は、データを収集するalfaソケット、データの蓄積や検索をするalfaオフィス、図面を中心に製品情報を活用するalfaPDM、データの高度な活用を支援するGaiaなどで構成。
これらの各種機能によって自動的にデジタル5S化されたデータは、CADデータなどの設計情報だけでなく、製造現場のものづくり情報といった従来のバラバラな情報が製品にひもづけられた一元情報としてまとめて管理することが可能になる。
しかもクラウド上での管理により、全文検索、AI類似品検索といった高度な検索機能が利用でき、また、CAD、見積もりソフト、生産管理ソフトなどの各種アプリケーションソフトからも情報を活用できる。
同社では、中堅・中小製造業のデジタルイノベーションに貢献することを目指してalfaDOCKを開発した。現在有している製品図面や生産管理情報などの資産の活用・整理に悩んでいる中小製造業にとってベストな基幹システムとして拡販に取り組んでいく方針。