展示会 軒並み中止・延期へ、新型コロナの影響大

9月以降も予断許さぬ状況

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、国内だけでなく世界中で製造業関連のイベントが延期・中止となっている。

特に国内は東京オリンピック・パラリンピック延期の関係で東京ビッグサイトと幕張メッセの利用制限が延長となる見込みで、当初予定から大幅に変わっている。

主なイベントの動向をまとめた。

20年の夏秋開催の展示会・イベントは、東京オリンピック・パラリンピック開催を受けて東京会場が不足していたことから、大阪や名古屋での開催予定が多かったが、それらが軒並み影響を受けた格好だ。

またオリンピック閉幕後の12月に予定していたJIMTOFやSEMICONなどの展示会は、東京ビッグサイトの貸出停止期間の延期を受け、JIMTOFは開催を中止。SEMICONも調整を余儀なくされている。貸出禁止は21年11月までかかるとも言われ、21年の展示会も大きな影響を受けそうだ。

 

5月

5月20日から「人とくるまのテクノロジー展2020横浜」(パシフィコ横浜)は中止を決定。合わせて7月8日に「人とくるまのテクノロジー展2020名古屋」(ポートメッセなごや)も中止となった。

21日から予定していた物流関連の「人流・物流生産性向上フェアin中部」(ポートメッセなごや)は中止。次回は21年6月上旬に開催予定。

今年は大阪開催年となっていた27日からの「JECAフェア(電設工業展)」(インテックス大阪)も見送りとなった。

同じく27日から東京ビッグサイトで開催の「電子機器トータルソリューション展」も中止になった。

6月

パシフィコ横浜で6月10日から開催の「画像センシング展2020」/「精密加工測定展2020」は中止。

11・12日の「試作市場2020/微細・加工加工技術展2020」(大田区産業プラザPiO)は開催延期し、21年3月4・5日に開催を予定している。

23日に大阪初開催を目指していた「FOOMA JAPAN2020大阪」(インテックス大阪)も開催を中止。

25日に名古屋国際会議場、30日に大田区産業プラザPiOで予定していた産業ネットワークの「産業オープンネット展2020」も今年開催を取りやめた。

7月

7月2・3日の「ET&IoTテクノロジーWest2020」(グランフロント大阪)は中止。「ET&IoT Technology2020」(パシフィコ横浜)は、11月18日から開催を予定している。

同日程で愛知県国際展示場で初開催を目指していた産業用ロボットの「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN2020」も中止を決定。次回は22年7月上旬を予定している。

8日からパシフィコ横浜で開催の「RENEWABLE ENERGY2020(第15回再生可能エネルギー世界展示会&フォーラム)」は中止。

15日からの金型・加工技術の「INTERMOLD名古屋/金型展名古屋/金属プレス加工技術展名古屋」(ポートメッセなごや)は、9月~10月での開催を検討している。

21日の光・センサ関連「使えるセンサ技術展2020」「光・レーザー関西2020」(マイドームおおさか)も開催中止。

29日から保守保全や生産改革の「メンテナンス・レジリエンスOSAKA2020」、「生産システム見える化展」「自動化・省人化ロボット展」(インテックス大阪)は5月15日時点では開催予定に変更はない。

8月

8月に福島ロボットテストフィールド、10月に愛知県国際展示場で開催だったロボット競技会と展示会「World Robot Summit2020」「World Robot Expo」は開催を延期。準備遅れや海外参加チームの延期要望や辞退相談などがあり、21年度に延期とした。

9月以降

9月以降の展示会は、現時点では開催の予定がほとんど。一部、東京オリンピック・パラリンピック延期の影響で会場が予定通り使えなくなったJIMTOFとSEMICONが予定を変更。

JIMTOFは今年開催を断念し、次回は通常スケジュール通りの隔年開催で22年秋を予定している。SEMICONは現在、代替日程と場所の調整を進めている。

オートメーション新聞「5月以降の主な国内展示会 開催延期・中止情報」