ITゲートウェイ開発キット、基本ソフトをリリース
Edgecrossコンソーシアムは、新たなインタフェース「ITゲートウェイインタフェース」を5月31日から公開し、同インタフェースを用いた「ITゲートウェイ開発キット(GDK)と「Edgecross基本ソフトウエアの新バージョン」を、Edgecroossマーケットプレイスで同日から発売開始した。
新インタフェースは、エッジコンピューティング領域のソフトウエアプラットフォーム「Edgecross」と、クラウドやオンプレミスなどさまざまなITシステムとの接続容易性を向上させるもので、ITシステム固有のインタフェースに合わせて通信を行うことができる。
ITゲートウェイ開発キットは、同インタフェースを使用して、会員企業が保有する各種ITシステムと接続するためのアプリケーション「ITゲートウェイ」を簡単に開発できるキット。ユーザー企業は、会員企業が開発したITゲートウェイをEdgecrossマーケットプレイスなどで入手することができ、エッジコンピューティングを軸とした自由度の高いバリューチェーンを構築することが可能となる。
ITゲートウェイ開発キット、Edgecross基本ソフトウエアの新バージョンともに価格は9万8000円。基本ソフトウエアを購入済みの場合は、Edgecrossコンソーシアムでバージョンアップ版を提供している。