NECプラットフォームズ(東京都千代田区)は、同社の遠隔監視制御システム「コルソスCSDJ−A」や各種PLCと連携して、出力したデータから設備の稼働状況や生産情報をグラフィカルに可視化、集計・出力できる「生産情報可視化集計システム」を、8月23日から発売する。
新製品は、耐環境性、24時間安定稼働、長期安定供給が可能なファンレス・コンピュータに、統合監視用アプリケーションをプリインストールし、ワンパッケージ化したもの。製造業における設備の稼働状況や生産情報をリアルタイムに監視でき、低コストで容易に導入することができる。
最大16台のコルソスやPLC経由で取得した各種センサー情報を集計・統合し、グラフィカルに表示することができ、複数の設備の稼働状況や生産情報を一目で把握することが可能。設備1台を監視するスモールスタートから、機能追加、監視範囲の拡張、カスタマイズなどを行うことで段階的にシステムの構築や拡大を行うことができる。
販売計画は、2021年度までに1000システムを予定。