アドバンテックテクノロジーズは4月5日、2019年2月にアドバンテックがオムロン直方の株式を取得し社名変更を行なって以来、初の事業戦略発表会を実施した。
発表会で同社の石田社長は「日本市場におけるアドバンテックのDMS拠点として、組込みシステム分野での市場シェアの効果的な拡大と、地域に密着した製造サービスの能力増強を図っていく」と話した。
新たな事業戦略は、①アドバンテック製の組込みコンピュータ・IoTプラットフォームをベースにした、新たなeDMSの開発 ②DMS/DTOS(デザイン・トゥ・オーダーサービス)の提供 ③EMSの革新の3つを掲げている。
台湾本社より来日したアドバンテックのKC Liu会長は「53年間培ってきたオムロン直方の技術知識をベースに、多種多様なアドバンテックのIoT製品、ソリューションを加えて、ダイナミックな成長を期待する」とし、アドバンテック ジャパンのマイク小池社長は「今後はIoTの時代における顧客ニーズに、より迅速に応えるサービスを提供していく」とコメントした。