e-F@ctoryによる工作機械の遠隔保守を支援するリモートサービス
三菱数値制御装置向け「iQ Care Remote4U」サービス開始のお知らせ
三菱電機は、FA統合ソリューション「e-F@ctory(イーファクトリー)(※1)」の一つであるIoT(Internet of Things)を活用した工作機械の遠隔保守を支援するリモートサービス「iQ Care Remote4U(アイキューケアリモートフォーユー)」において、従来の当社製放電・レーザー加工機に加えて、数値制御装置(CNC)にも適用したサービスを2019年1月7日に開始します。
本サービスは「JIMTOF2018(第29回 日本国際工作機械見本市)」(11月1日~6日、於:東京ビッグサイト)に出展します。
(※1) FA技術とIT技術を活用し開発・生産・保守の全般にわたるトータルコストを削減するソリューション提案
▲リモートサービス「iQ Care Remote4U」のシステム構成
(※2) 工作機械メーカーもリモートサービスを構築可能(iQ Care Remote4U プラットフォームライセンスが必要)
サービスの特長
1. CNC リモート診断機能により、工作機械のダウンタイム短縮に貢献
・当社サービスセンターが工作機械に搭載された CNC の状態を遠隔から診断
・アラーム履歴やパラメーターなどを分析し、異常原因の早期検出が可能
2. プラットフォーム提供により、工作機械メーカーのリモートサービス構築を支援
・本サービスのプラットフォームを、クラウドを通じて工作機械メーカーへ提供することで、各社独自のリモートサービスを容易かつ低コストで構築可能
3. ダッシュボード機能により、生産プロセスの改善・ランニングコスト低減に貢献
・パソコン、スマートフォン、タブレット端末で、遠隔地からでも専用ソフトなしに工作機械ごとの稼働率、消費電力などを容易に確認可能