2015年、インダストリー4.0は製造業のトレンドワードとなりました。
とは言え、急速に広がったが故に、「結局インダストリー4.0って何?」「言葉は知っているけど中身は分からない」なんて人が多くなってしまいました。
そこで、インダストリー4.0をズバリ一言で表わしている各メディア記事を抜粋してご紹介いたします。
インダストリー4.0とは?
ドイツ政府による産学官プロジェクトの中でまとめられた第四次産業革命に関する政策、およびそれ引き金となって広まったものづくりとICTの世界規模での融合の流れ。
出典元:IVI
インダストリー4.0は、生産工程のデジタル化・自動化・バーチャル化のレベルを現在よりも大幅に高めることにより、コストの極小化を目指す。現在ドイツの電子機器メーカーや自動車メーカー、IT・通信企業が必死に取り組んでいるのが、スマート工場つまり「自ら考える工場」の開発である。
出典元:日経ビジネスオンライン インダストリー4.0とは何か?ドイツが官民一体で進める「第4の産業革命」(1)
インダストリー4.0は、ドイツ政府が主導し、産官学共同で進めている国家プロジェクトです。人類史上4回目の産業革命、つまり「第4次産業革命」を起こす取り組みとしており、そのコンセプトは「スマートファクトリー」(考える工場)です。2000年代半ばぐらいから考えられてきたもので、2011年に発表したので、すでに取り組みを開始して5年目になります。
出典元:ビジネス+IT 今さら聞けない「インダストリー4.0」の基本、IoT で何が変わるのか
インダストリー4.0(ドイツ語ではIndustrie 4.0) は、ドイツ政府が推進する製造業の高度化を目指す戦略的プロジェクトであり、情報技術を駆使した製造業の革新の事を差す。 工業、特に製造業を高度にデジタル化する事により、製造業の様相を根本的に変え、マスカスタマイゼーションを可能とし、製造コストを大幅に削減することを主眼に置いた取り組みである。 全ての機器がインターネットによってつながり、またビッグデータを駆使しながら、機械同士が連携して動く事はもとより、機械と人とが連携して動くことにより、製造現場が最適化されると想定している。
出典元:wikipedia
「Industry 4.0」では生産プロセスのすべての要素、例えば製品の部品や製造装置などにIPアドレスを割り当てることで、個別にリアルタイムな情報を取得し、管理する。そして、市場ニーズや物流状況など、さまざまな外部環境の変化に柔軟に対応し、開発や製造、生産管理などのプロセスの最適化を実現する。これにより、工場の生産性を高め、在庫を減らし、製造とサプライチェーンのコストを削減し、収益の増加が期待される。
出典元:ルネサス インダストリ4.0 次なる産業革命か?
いかがでしたか?
何となくでもインダストリー4.0について掴めたのではないかと思います。
もっと詳しい中身や技術の詳細などはまた今度。
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